フィンランドの首都ヘルシンキ。ひとりあたりのコーヒー消費量が世界一と言われるだけあって、そこかしこにオシャレなカフェがたくさんあり、どのカフェに行こうか迷ってしまいます。
- ヘルシンキのオシャレなカフェに行きたい!
- ヘルシンキで美味しいコーヒーを飲みたい!
- ヘルシンキでノマドワークをするならどこ?
この記事では、そんな方にオススメのカフェをまとめています。
実際に僕が訪れたカフェの中から、もう一度行きたい!と思ったカフェだけを選んでいます。
フィンランドのコーヒー事情や、コーヒー好きなら絶対に注文したいオススメのカフェメニューもまとめました。
きっと次の旅行で行きたいカフェが見つかるはずです。
さっそく見ていきましょう。
もくじ
ヘルシンキのおすすめカフェ5選
オシャレなカフェで食事を楽しむ
Fazer Cafe

フィンランドで創業120年を超える菓子ブランド「Fazer」の運営するカフェです。高級感のある店内でいただくパンとコーヒーは絶品。
店名:Fazer Cafe (HP)
営業時間:店舗により異なる
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Eromanga

日本人だと名前に反応してしまいますが、公式サイトによれば70年以上の歴史を持つ老舗です。コーヒーも美味しいのですが、特筆すべきはすぐ隣のベーカリーで焼き上げられるパン。絶品です。
店名:Eromanga (HP)
営業時間:平日のみ 6:30~15:00 【土日定休】
住所:Pohjoinen Makasiinikatu 6, 00130 Helsinki, フィンランド (Google Map)
SNS:Facebook
ヘルシンキの本格派スペシャルティコーヒー
Kaffa Roastery
2010年創業のカフェ。ヘルシンキのスペシャルティコーヒーを牽引している有名なお店。ヘルシンキコーヒーフェスティバルでは”Finland’s best coffee shop of 2019”に選ばれています。コーヒーのフレッシュな果実感を楽しむことのできる浅煎りノルディックローストをぜひお楽しみください。
店名:Kaffa Roastary (HP)
営業時間:月~水 7:45~18:00 木~金 7:45~21:00 土 10:00~21:00 【日曜定休】
住所:Pursimiehenkatu 29 A 00150 Helsinki, フィンランド(Google map)
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GOOD LIFE COFFEE

オシャレでこじんまりとしたロースタリーカフェ。AVOID BAD LIFEと書かれたマグカップが印象的。選び抜いたコーヒー豆と確かな焙煎・抽出技術による「GOOD COFFEE」を提供する。そんな、シンプルなアイデアでサーブされるコーヒーを一度味わってみてください。
店舗名:Good Life Coffee (HP)
営業時間:(月~金) 8:00~18:00 (土) 9:00~16:00【日曜日定休】
住所:Kolmas linja 17, 00530 Helsinki, フィンランド (Google Map)
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ノマドワークもできるオシャレカフェ
ROBERT’S COFFEE

日本におけるスタバ的存在。びっくりするぐらいそこら中にあります。けっこうオシャレですし、テーブル席も潤沢にあり、どの店舗もWifiをしっかり完備しています。人気なだけあってコーヒーも食事もけっこう美味しい。実は東京と福岡に合わせて3店舗進出しています。
店名:ROBERT’S COFFEE(HP)
営業時間:店舗により異なる
SNS:Instagram, Facebook
OODI

ヘルシンキの図書館の一つ。カフェではありませんが、Wifiあり、作業用スペースありで、節約派のノマドにはぴったりです。
店名:OODI(HP)
営業時間:月~金 8:00~22:00 土~日 10:00~20:00
住所:Töölönlahdenkatu 4, 00100 Helsinki, フィンランド (Google map)
フィンランドのコーヒー事情

コーヒー消費量世界一
有名な話ですが、フィンランドはひとりあたりのコーヒー消費量が世界一。労働契約書にも「コーヒー休憩」がしっかりと定められており、仕事の合間にコーヒーを飲む習慣が強く根付いています。1日に4〜6杯飲むのが普通だそうです。
スペシャルティコーヒーのカルチャーも浸透していて、上記「Kaffa Roastery」がその筆頭。ハンドドリップを楽しむ人も増えているそう。北欧といえば浅煎りの「ノルディック・ロースト」。たくさん飲むからこそ、浅煎りが好まれるんでしょうかね。
でも、どのカフェも作り置きコーヒー
ただ、コンビニコーヒーですら一杯ずつ淹れる日本の感覚で新鮮なブラックコーヒーを飲もうとすると、少し苦労するかもしれません。
というのも、ヘルシンキのカフェではブラックコーヒーはコーヒーサーバーで保温しています。レジでの会計後自分で注ぐセルフサービスで、ミルクや砂糖も隣に置いてあります。日本のように注文を受けて淹れるスタイルは上記の中では「Kaffa Roastery」だけでした。
コーヒーを抽出後保温してしまうと、酸化で劣化してしまい嫌な酸っぱさが出てしまうことがあります。日本ではそれを防ぐために注文を受けてからコーヒーを抽出するのが普通。保温しているコーヒーは最近ではビュッフェレストランなどでしか見かけなくなりました。
日本のカフェ文化で舌が肥えたコーヒー好きには、納得のいかない味のコーヒーもあることでしょう。
憶測ですが、1日に何杯もコーヒーを飲む文化のために、ミルクを入れて飲む人が多いのではないでしょうか。そのため、自分で分量を好きに変えられるセルフサービスが好まれるのかもしれません。1日に5杯も飲むなら、コーヒー3:牛乳7みたいな薄めの味付けにしたくなる気もわかりますしね。
そんなわけで、コーヒー好きの方にはむしろ、カフェラテなどのエスプレッソ系メニューをオススメしています。ミルクたっぷりの北欧ラテ。けっこうハマります。
おすすめのカフェメニュー

カフェラテ
エスプレッソにスチームドミルクを入れた定番メニュー。どの店も大体4.5€ほど。大きめのマグにたっぷり入っているので長めの休憩に最適です。お土産選びで考えすぎで疲れた時は、砂糖を入れてミルクの甘さと相乗効果を楽しむのもオススメ。
フラットホワイト
日本では馴染みのないメニューですが、フィンランドではどのお店にもある定番メニュー。コーヒー濃い目のカフェラテを想像してください。エスプレッソがダブルになっていて、キリッとした味で気分を変えたいときにぴったり。個人的には日本でも流行ると思っています。
紅茶
いくらフィンランドと言えどコーヒーを飲まない人は一定数います。紅茶などのメニューもちゃんとありますので、コーヒーの気分じゃないなって時は試してみるのもアリです。一度何も聞かずに「今日の紅茶」を注文したら、ベリー系の風味がついたフレイバーティーで、嬉しいサプライズだったこともありました。
コーヒー大量消費国フィンランドのカフェ、いかがでしたか?ヘルシンキに訪れた際はぜひ寄ってみてくださいね。