- ヨーロッパ旅行に行く予定があるよ。
- 交通費は安く抑えて快適に移動したい!
この記事ではそんな方に向けて、ヨーロッパの旅行比較サイトOmioの使い方を詳しく解説しています。
実際、僕がストックホルムからウィーンまでヨーロッパ15都市を1ヶ月で縦断した時も交通手段は全部Omioで検索しました。ウィーンに住む今も、ヨーロッパ内の旅行を計画する時は、まずOmioで交通手段を調べるところからスタートします。本当に、便利なんですよ。
ただ、言ってるだけでは伝わらないので、この記事では、Omioの使い方を実際に検索した画面を見ながら解説しています。
この記事を読んでOmioを使いこなせば、旅費を節約して旅行中のごはんがちょっぴり豪華になるかも。
では、さっそくいきましょう。
もくじ
Omioの使い方①【予約】
その前に、Omioとは?
ヨーロッパ・アメリカの交通手段を全部まとめて検索してくれるサイトです。読み方はオミオ。
海外旅行やヨーロッパに詳しい人なら「それ、GoEuroじゃないの?」と思うかもしれません。実は、2019年にGoEuroは名称を変更して、Omioになりました。サービスの中身は変わりませんが、ユーロという名前を外した通り、2020年1月にはアメリカ・カナダにも対応し、どんどんサービスを大きくしています。
一番便利なルートを探す
Omioの何が便利なのか?
それは、行きたい街への一番いいルートが一目でわかることです。
一体どういうことか説明していきます。


この検索結果を見てわかるように、
Omioなら飛行機・バス・電車を同時に比較できるんです。
(実は、ルートによってはフェリーも出ます)
もしあなたが時間はかかってもいいから、お金を節約したいと思ったら、8時間半の長距離バスに1909円で乗る選択をするでしょう。
いや、8時間のバスはきつすぎる。電車はいくらだろう?と思ったらすぐにタブを変更してチェックできます。

最安値は6685円ですね。時間は2時間47分です。
電車だと高いけど、バスはしんどいなあ。そんな時は航空券も見てみましょう。

3564円で1時間15分の移動になるようです。空港の場所には注意が必要ですが、電車より飛行機が安いのは驚きですね。
こんなふうに、時間と値段、快適性をふまえて、複数の交通手段を同時に比較できるんです。
しかも、同時に出発・到着時間も見ることができます。午前中に移動しちゃいたい時や、夜行バスで宿代を浮かせたいといった探し方にも対応できるんです。
つまり、一番いいルートが一目でわかるっていうのは、こういうこと。
- 料金と時間、快適性がちょうど良いルートが
- 自分の旅行計画にぴったりな時間帯で探せる
ね?簡単でしょ。
ただし、注意点が2つあります。
①手荷物や座席指定の料金はどうなる?
実は、運行会社によっては荷物や座席指定に追加料金がかかります。これは残念ながら個別に見るしかありません。どの横断検索サイトも、別料金は計算に含めてくれません。ただし、Omioでは便を選べばすぐに見ることができます。

個人的には、全社、荷物に関する規定を統一してくれたらいいのになと思います。そうすればもっと比較も楽なんですけどね。
ちなみにほとんどのバスはラゲッジスペースに入る手荷物1個は無料で載せることができます。LCCのライアンエアなどは機内持込の手荷物すら有料なのでご注意ください。
②表示されていない便がある?
FLIX BUS(フリックスバス)ってご存知ですか?たぶんヨーロッパで一番有名なバス会社で、ほんとにそこら中走ってます。でもある時Omioを使ってて僕、気づいたんです。あれ?FLIX BUS表示されてなくない?
実は、Omioはデフォルトでは全ての検索結果を表示していません。解決方法は簡単で、一番下にスクロールして、これをクリックするだけ。


Omioがデフォルトで表示するのは、Omioで直接予約できる運行会社のみ。FLIX BUSなど一部の運行会社はその会社のホームページに移らないと予約できません。できる限り簡単に予約ができるようにという配慮(大人の事情とも言う)ですね。
Omioのまとめ:現状ではベスト
とまあなんだかんだ、Omioも完璧ではないものの、このサイトは
- 料金と時間、快適性がちょうど良い
- 自分の旅行計画にぴったりな時間帯
という一番いいルートを探すためには、現状最も使いやすいです。実際慣れてくるとどの会社がどのくらい追加料金がかかるかも予想できるようになってきて、比較もどんどん簡単になっていきます。
Omioの使い方②【予約】
次に見ていく予約は便の選択、個人情報の入力、決済の3ステップ。
これはどのサイトでもあまり変わらないと思います。
でもOmioの予約が簡単なのは2つ理由がありまして。それは
- 日本語対応
- 検索結果からそのままサイト内で予約できる
ってことです。
日本語で予約できる
気づいていた方もいるかもしれませんが、Omio、日本語に対応してるんです。ヨーロッパの予約サイトで日本語対応しているところは僕の知る限り他にないです。
もちろん予約もそのまま日本語でいけます。ただ残念ながら、荷物に関する条件などは一部英語です。そこが一番大事なのに。
とはいえ、フェリーをデンマーク語で予約したり、チェコ語を必死にGoogle翻訳で解読しながら予約する時代は終わりました。最高です。
検索結果からそのまま予約できる
スカイスキャナーあるあるなんですが、詳細を確認しようとしていちいちその会社の予約ページに飛ばされるのって、めちゃくちゃストレス感じません?
いつの間にか料金が変わった!とか、予約ページに行ったら満席でした!とかよくあります。そういう時に限ってやたらとロード時間長いし。
その点Omioはそのままサイト内で予約できます。シンプルで簡単。



決済するのみ。決済方法は日本人ならクレジットカードが便利だと思います。
安い安いとは言いましたが、実はOmioも手数料がかかります。手数料はだいたいチケット代の5%くらいです。実際のところ、バス会社のホームページで予約した方が安いこともあります。でも、Omioの良さはなんといっても便利さですし、下で紹介するOmioの配布しているクーポンを適用した方が安いこともあります。
初回登録クーポン
Omioでは、電話番号を認証するだけで、40€以上の予約で使える10€のクーポンを受け取ることができます。
方法は簡単で、会員登録した後に、電話番号を認証するだけ。
上記リンクにはひとつ注意があって、必ずOmioの日本語サイトでログインしてからクリックしてください。じゃないとトップページに飛ばされてしまうので。

登録は無料で、クーポンを受け取った後に気が変わって予約しなかったとしても大丈夫。貰えるものはとりあえず受け取っておきましょう。
現在配布中の他のクーポンを見るならこちら
Omioの使い方③【もっと便利に】
さて、Omioの使い方はここまでで終わりです。ここからはこれまでヨーロッパで20回以上バスに乗った僕が、移動する時のコツと気になるポイントをQ&Aっぽく解説します。
チケットは印刷する?
Omioの検索画面でモバイルチケットのアイコンが表示されているものはチケットの印刷は不要です。その代わり、QRコードやeチケットをスマホで表示する必要があるので、ネットに繋がっている必要があります。

不安なら印刷していくのはアリ。ちなみに僕は1度も印刷していません。
バス停の場所ってどこ?
日本と違ってどの都市も大きいバスターミナルがあって、そこで発着します。途中の停留所はありますが、市街地に行くことが多い観光旅行ではバスターミナル発着にした方が圧倒的に便利です。
検索画面でフィルターがありますので、この停留所名をGoogle mapで検索すれば簡単に見つかります。

乗り物酔いはどう?
ヨーロッパのバスは日本のものと比べると巨大です。そのため、揺れもあまり感じないとは思いますので、酔いにくいはず。
と思ってたけど、酔う時は酔います。僕も酔いやすいんですが、座席指定できる時は前輪より前、酔い止め常備が必須です。あとはYouTubeでお笑いでも見ながらだらだらして時間を忘れます。
ちなみに、バスなんかよりヨーロッパの田舎の電車の方がめちゃくちゃ揺れます。お気をつけて。
トイレはある?
ほとんどのバスについています。東欧や中欧ではバスターミナルや駅のトイレが有料なので、バス車内で済ませた方が簡単なことも。
他のメジャーなサービスは?
Wi-Fiと電源ソケットはほぼ全てのバスで完備されています。無料でコーヒーが提供されたり、夜行バスだとミネラルウォーターがもらえたりと各社凌ぎを削っています。
バルト三国のLux ExpressやチェコのRegio Jetなんかは全席に飛行機のようなモニターがついてて映画が見れます。ちょっとやりすぎな気もしますけどね。
トラブルはあった?
僕は1度もトラブルに遭っていません。ネットの口コミには散々なコメントもありますが、実際に使ってみた印象は「思ったより、すごい」です。時間もかなり正確だし、サービスもいいし、日本の学生専用みたいな長距離バスとは全然印象が違います。
ただ、現実問題ごく稀にトラブルやアクシデントは起こるみたいで、そうなった時に日本のようなアフターサポートは望めないみたいですね。海外旅行保険などはしっかり準備しておくようにしてください。
キャンセルや変更はできる?
バスはキャンペーン価格でないなら出発前のある時間までならキャンセルや変更可能なことが多いです。予約画面に表示されます。ただ、キャンセルの場合は同じ会社で使えるポイントとして戻ってくる場合が多く、現金で返金されるわけではないのでご注意を。

Omioの使い方まとめ
Omioではどんなルートを簡単に比較できるか。
- 料金と時間、快適性がちょうど良い
- 自分の旅行計画にぴったりな時間帯のルート
といった、あなたにとって一番いいルートが一目でわかるのがポイントでした。
せっかくの海外旅行なのに、移動手段を比較するだけで時間を浪費するのは残念なことだと思いませんか。ぜひOmioを使いこなしてヨーロッパ旅行を最高に楽しんでください。