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【ハンドドリップレシピ】畠山大輝さん 【JHDC2019チャンピオン】
目次
畠山さんのドリップコーヒーレシピ
0. レシピ概要
- 粒度:#7.5 粗挽き
- 微粉除去:#30
- ドリッパー:三洋産業フラワードリッパー
- フィルター:アバカフィルター
- レシピ:A 18g-210cc B 29g-360cc
- フィルターのリンス:あり
- 予熱:Aのみ
お湯の投入方法
- 蒸らし:90度で30秒・湯量は豆の量の2倍まで
- 二投目:全湯量の60%まで
- 三投目:全湯量の70%まで
- 四、五投目:湯温を60度に下げ、抽出終了まで
- 提供:サーバー内をスプーンで攪拌後提供
1. 挽き方・粒度
グラインダー
フジローヤルのみるっこ
使用理由:粗い粒度の均一性が高いため
粒度
メッシュ:#7.5の粗挽き
ABの豆を同時に挽くことで均一性を高める
微粉の除去
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パウダーコントロールストッカーを使用して微粉を除去
メッシュ:600μm以上の粒のみを使用(おそらくLのフルーティメッシュ#30)
豆の使用量と抽出液の量(レシピ)
- A: 18g 210cc
- B: 29g 360cc
2. 抽出器具
ドリッパー
三洋産業のフラワードリッパー
理由:フラワー状の深いリブによってガスとお湯の抜けが良い
樹脂製を選んだ理由はドリッパー自体の温度を無視するため。
ペーパーフィルター
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三洋産業のアバカフィルター
理由:ペーパーのクレープ構造と麻の繊維を配合しておりお湯抜けが良い
3. リンスと予熱
ペーパーフィルターのリンスはフレーバーをより明確にする効果がある。
温度を均等にするため、Aのサーバー(小さい方)のみ予熱
4. 抽出手順
蒸らし
90度の湯温で30秒の蒸らしをする。
湯量は豆の重量の2倍までを目安に。
二投目
二投目は全体の湯量の60%までを目安に。
高い湯温とたっぷりの湯量で抽出効率を高めることで、豆のフレーバーとアシディティをしっかりと引き出していく。
三投目
三投目は全体の湯量の70%までを目安に。
全ての粉にお湯がかかるように均一に抽出。
ここまでで良質なフレーバーやアシディティの抽出はほぼ完了する。
抽出後半
湯温を60度に下げて抽出効率を落とすことで、渋みの抽出を抑えていく。
抽出後半でも質感や甘さの成分は出続けているので、良い成分だけをしっかりと取り出していく。
四、五投目で抽出を終わらせる。
五投目はほぼ落ちきるまで抽出。
5. 提供
抽出後のサーバー内の濃度を均一にするためにしっかりと攪拌する。
6. 使用豆
- 生産地:グアテマラ ウエウエテナンゴ
- 生産者:アルトゥーロ・アギーレさん(エルインヘルト農園の生産者)
- 品種:ブルボンとカトゥアイ
- 精製方法:フルウォッシュト
- 標高:1500m~2000m
- カッピングのコメント:フローラル・アップル・ストーンフルーツ
*JHDCでは参加者全員が同じ豆を使用しています。
*ストーンフルーツとはモモやチェリーなど果実の中に大きな種が一粒入っている果物の総称で、甘酸っぱさの表現です。