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【WAC2013】エアロプレスチャンピオンシップ準優勝のレシピ

2013年5月にメルボルンで開催されたワールドエアロプレスチャンピオンシップ2013。
準優勝のウィレ ユリ ルオマさん(フィンランド)のレシピです。
レシピの内容が簡略すぎて再現するのは少し難しいかもしれません。
粗挽きの豆を高温で抽出するのが特徴のレシピですね。
コーヒー | 17g |
挽き方 | 粗挽き |
湯温と湯量 | 98℃ / 240ml |
使用方法 | 不明 |
フィルター | おそらくペーパーフィルター |
抽出時間 | 2:00 |
- 3回混ぜる
- 25秒でプレスする。
目次
淹れてみた感想
今回使用した豆はインドネシアの浅煎り。オーストリア・ウィーンの老舗ロースタリー「アールト ウィーン」の焙煎豆です。

火傷注意!
レシピの湯温は98℃になっています。
沸騰寸前の温度で、かなり熱い!インバートで試してみましたが、フィルターキャップをつける時やひっくり返す時など、エアロプレス本体がかなり熱くなりますので気をつけてください。
また、フィルターをつけるのが早すぎると、熱せられた空気かガスが膨張して溢れ出てきます。溢れ出てきたコーヒーも熱いです。
火傷には気をつけましょう。もしかしたら本当はアップライトなのかも。
熱湯で淹れるのはダメだと誰が言った?
ドリップでコーヒーを淹れる時は、沸騰しているお湯ではなく若干冷ましたお湯を使うのが定石です。
そういう固定概念にとらわれていると、こんな美味しいレシピを見逃すわけですね… 考えてみればサイフォンは沸騰したお湯で抽出していますし、熱湯だからダメというわけではないようです。
このレシピで淹れたコーヒーは、熱い時には少し強めの舌触りで雑味が感じられます。でも冷めてくると落ち着いて、色んな味と香りが複雑に絡み合った濃厚なコクのある美味しいコーヒーになります。
多めのコーヒー豆を粗挽きで使って、短時間で美味しいところだけを抽出するレシピも美味しいですが、このレシピのように高温でコーヒー豆の成分を余すことなく抽出するのもまた違った美味しさがありますね。
本当にコーヒーは奥が深いです。これを機に、高温抽出を他の豆でも試していきたいなと思いました。