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【WAC2014】エアロプレスチャンピオンのレシピ
2014年6月にイタリアのリミニで行われたワールドエアロプレスチャンピオンシップ2014。
見事優勝した佐々木 修一さん(日本)のレシピです。
かなりスタンダードなレシピで、特徴は2つだけ。
- 低温の抽出温度
- 全部抽出しない
コーヒー | 16.5g |
挽き方 (細 0 > 16 粗) | EK43の目盛りで 9.5(中粗挽き) |
湯温 | 78℃ / 250g |
使用方法 | アップライト |
フィルター | ペーパーフィルター |
抽出時間 | 1:40 |
- ペーパーフィルターをお湯ですすぐ。
- チャンバーにコーヒーを入れる。
- 40gのお湯を入れる。
- 25秒待つ。
- 5回混ぜる。
- 210gのお湯を追加し、一回だけ混ぜる。
- 75秒かけてゆっくりプレスする。
- チャンバー内に45gを残して抽出する。
- カップに移して完成!
目次
淹れてみた感想
今回使用した豆はインドネシアの浅煎り。オーストリア・ウィーンの老舗ロースタリー「アールト ウィーン」の焙煎豆です。
時間配分が難しい
工程自体はそれほど難しいわけではないですが、お湯を入れる時間と混ぜる時間がレシピの中に含まれていないので、どう考えるべきか迷います。
45g残すのも、どのくらいか目分量ということになりますので、初心者向けのレシピとは言えないですね。
エアロプレスの抽出に慣れた上級者向けのレシピです。
フルーティ・ジューシー
この記事は2020年に書いていて、2019年のレシピから遡って試していっています。
このレシピは2015年の準優勝のレシピとちょっと似ているんですね。
上記のレシピではフルーティなジュースのような軽やかな甘みと酸味に、かなりの衝撃を受けました。でも本来はこっちのチャンピオンのレシピの方が先なんですよね。
レシピが似ているように、味も少し似ています。最後まで抽出しない点でこっちの方が若干軽い風味になっている気がします。
どちらもとても美味しいですね。ただ工程は上記2015年の準優勝のレシピの方が簡単です。
このフルーティなコーヒーは一度は試して欲しい味ですね。いつかカフェをやるなら必ずメニューにひとつ入れたいと思うぐらい、新鮮で驚きのある味です。