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【WAC2014】エアロプレスチャンピオンシップ準優勝のレシピ
2014年6月にイタリアのリミニで開催されたワールドエアロプレスチャンピオンシップ2014。
準優勝のマーティン カラビノスさん(スロバキア)のレシピです。
35℃という低温のお湯を使うのが大きな特徴です。
コーヒー | 18.5g |
挽き方 (細 0 > 16 粗) | EK43の目盛りで6.2(細挽き) |
湯温と湯量 | 35℃ 80g / 92℃ 135g |
使用方法 | アップライト |
フィルター | ペーパーフィルター |
抽出時間 | 3:30 |
- コーヒーをチャンバーに入れる。
- 35℃のお湯を80g入れる。
- よくかき混ぜてプランジャーを取り付けて3分待つ。
- 92℃のお湯を135g追加する。
- 一回だけ混ぜる。
- 30秒でプレスする。
- カップに移して完成!
目次
淹れてみた感想
今回使用した豆はインドネシアの浅煎り。オーストリア・ウィーンの老舗ロースタリー「アールト ウィーン」の焙煎豆です。
湯温の調節が難しい
一投目の蒸らしのお湯が35℃。二投目の本抽出が92℃で、低温と高温を極端に使い分けたレシピですね。
1回目に挑戦したときは、35℃のお湯を入れてから3分でお湯を沸かすことができず、4分かかってしまって失敗しました。
2回目はあらかじめ沸かしたお湯を80gだけ水と混ぜて冷まして使うことで上手く淹れることができました。
苦味と渋み
これは…苦味や渋みといった良くない成分が抽出されてしまったようです。
使用した豆はインドネシアの浅煎りですが、他の淹れ方ではそれほど苦味は目立たず、酸味や甘みのある美味しい豆なので、おそらく淹れ方の問題でしょう。
挽き方と低温での抽出方法、かき混ぜる強さ、高温のお湯の淹れるタイミングなど、検証してみたい要素はたくさんあります。
ただ低温と高温を組み合わせる興味深いレシピではありますが、豆や焙煎度との相性の難しさ、手順の煩雑さを考えると、何度も試したいレシピにはならなさそうです。
定番のレシピで飽きたら追求してみたいレシピですね。