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【WAC2015】エアロプレスチャンピオンのレシピ
2015年4月にシアトルで行われたワールドエアロプレスチャンピオンシップ2015。
見事優勝したルーカス ザーラドニックさん(スロバキア)のレシピです。
かなりスタンダードなレシピで、特徴は2つだけ。
- コーヒー豆は少なめ。
- 79℃の低温抽出
- よくかき混ぜる。
コーヒー | 20g |
挽き方 (細 1 > 10 粗) | EK43の目盛りで7.3 (EK43は0~16) |
湯温 | 79℃ / 230g |
使用方法 | インバート |
フィルター | ペーパーフィルター |
抽出時間 | 1:35 |
- チャンバーにコーヒーを入れる。
- 60gのお湯を入れる。
- 15秒間小刻みにかき混ぜる(Turbulent wiggle)。
- 30秒待つ。
- お湯を10秒で170g追加する。
- 45秒かけてプレスする。
- カップに移して完成!
目次
淹れてみた感想
今回使用した豆はエチオピアの浅煎り。オーストリア・ウィーンの老舗ロースタリー「アールト ウィーン」の焙煎豆です。
時間配分が難しい
レシピ全体の時間は1分35秒だけど、お湯を入れる時間などなど鑑みると大体2分くらいになってしまいます。
レシピ通り抽出できているか分からないので、再現性としては少し怪しいかもしれません。
ただ、工程はそこまで難しいわけではなく、簡単です。
フルーティさが濁りに表れる
抽出したコーヒーはまるでザルで濾したかのように濁っています。
これは渋みや雑味が出てしまったんじゃないかと恐る恐る口に運んでみると、なんと想像を裏切るふくよかなフルーティさが口内に広がります。
透明感があるとは言えませんが、嫌なざらつきはなく、コーヒーは果実なんだと思い出させてくれる風味です。
まるでコーヒーチェリーをハーブとしてお茶に入れてるんじゃないかと思わせるぐらい苦味が少なく、甘みと酸味がバランスよく出ています。
これはフルーティさ・酸味・甘みに特化した豆と相性をビシッと揃えれば、かなりの感動モノのレシピになること間違いなしです。