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【WAC2015】エアロプレスチャンピオンシップ準優勝のレシピ
2015年4月にシアトルで開催されたワールドエアロプレスチャンピオンシップ2015。
準優勝のニック ハッチさん(カナダ)のレシピです。
特徴は2つ。
- コーヒー豆の量は少なめ。
- プレス時間を長くとる。
コーヒー | 17.5g |
挽き方 | Baratza Virtuosoで17(中挽き) (説明書によるとV60用の設定よりも若干粗め) |
湯温と湯量 | 85℃ / 260g |
使用方法 | アップライト |
フィルター | ペーパーフィルター |
抽出時間 | 1:45 |
- チャンバーにコーヒーを入れる。
- タイマースタート
- 50-60gのお湯を入れる。
- 5回混ぜる。
- 25秒まで待つ。
- 残りのお湯(210-200g)を20秒で入れる。
- 60秒かけてプレスする。
- カップに移して完成!
目次
淹れてみた感想
今回使用した豆はインドネシアの浅煎り。オーストリア・ウィーンの老舗ロースタリー「アールト ウィーン」の焙煎豆です。
抽出は簡単
特に複雑な手順はありません。アップライトのお手本のようなレシピですね。
「Baratza Virtuoso」は業務用グラインダーだそうで、17というとフィルタードリップよりも若干粗めの粒度になるようです。
ざっくりと中挽きくらいで試してみましょう。
ジューシーなコーヒー
これは、新しい発見かもしれない。
口に含んだときの印象は、フルーティーさ、甘さ、ふくよかさ。反対に、コーヒーらしい苦味やボディ感はあまり感じません。
軽やかな印象を感じますが、それでいてしっかりと余韻を伴う酸味と果実感が口の中に広がります。
個人的にはこれまでにあまり飲んだことのない美味しさのコーヒーです。ジュースっぽいというか、ジューシーというのか。エアロプレスで、香りだけでなく味全体で果実感を出してくれるレシピには初めて会いました。
苦味やボディを減らすために薄くなっているコーヒーはありますが、これはそれとも違います。しっかりとしたコクと余韻があるので、物足りないような印象は全くありません。
びっくりしました。エアロプレスはこんなコーヒーも作れるんですね。
ぜひ皆さんも試してみてください。