オーストリアワーホリにオススメの海外旅行保険

オーストリアワーホリにおすすめの海外旅行保険

この記事にはプロモーションが含まれています。

オーストリアワーホリでは保険が必須と聞いたけど、どこの保険会社がいいんだろう…?

この記事ではオーストリアのワーホリビザを取得するためにオススメの海外旅行保険をまとめています。

僕はいちばん最初に紹介するグローブパートナーを一年分契約して申請してビザを手に入れました。この記事では、僕の利用したグローブパートナーを中心に2つの海外旅行保険を比較しています。

この記事で紹介している海外旅行保険
  • グローブパートナー
  • Safety Wing
  • 国内の海外旅行保険比較サイト

海外旅行保険はビザ申請に必須となっていますので、ワーホリの日程が決まったら早めに契約しておきましょう。

目次

オーストリアワーホリに海外旅行保険は必要か?

カールス教会
カールス教会

そもそもオーストリアのワーホリで海外旅行保険は必要でしょうか?

結論から言うとワーホリビザ申請の際に義務付けられており必須となります。

オーストリアは治安がよく医療も充実しているため、他の海外に比べると暮らしの心配は少ないですが、義務でなくとも保険には加入しておいた方が安心です。

ワーホリビザの海外旅行保険の条件

ビザの申請に必要な海外旅行保険の条件は以下の通りです。

  • 疾病治療費用(sickness medical expenses)と傷害治療費用(injury medical expenses)が各30,000ユーロ以上カバーされていること
  • 救援者費用(rescuer’s expenses)がカバーされていること
  • 証書にカバーエリア(Europe, world wideなど)が記載されていること
  • 保険期間が日本出国日から日本帰国日までカバーしていること

補償内容について

ビザの申請のために問い合わせをすると、詳細が記載されたメールが返信されます。

そちらに必要な保険に関する記載もありますので紹介します。

疾病・傷害治療費用が30,000ユーロ以上カバーされていること

日本円で約420万円以上補償されている必要があります。

ヨーロッパのワーホリの中では条件が厳しいです。円安の影響もあり最大300万円のクレカ付帯保険では不足します。

ただし、後述するように2枚以上組み合わせることで適用することは可能です。

円安の影響でクレカの付帯保険では30,000ユーロをカバーすることがかなり難しくなりました。海外旅行保険を契約していくことをオススメします。

救援者費用がカバーされていること

疾病・傷害・死亡が理由で帰国する際の費用を補償する保険です。国外の保険では以下の名称の場合もあります。

  • Return transport insurance
  • Insurance for transportation
  • Repatriation for medical reasons
  • Repatriation in case of death and medications

クレカの保険では付帯していないことがあるので注意してください。

カバーエリアについて

オーストリアがカバーされていることが明確に記載されている必要があります。Europe、World wideなどの表示が必須です。保険会社によっては記載がないことがあるらしいので注意してください。

保険期間について

日本出国日から日本到着日まで保険がカバーされている必要があります。

片道の航空券しか予約せず、一年分の海外旅行保険を契約する場合は特に気にしなくても大丈夫だと思います。ワーホリビザは360日なのに対して保険期間が365日になるからです。

帰国便も予約して向かう場合は、日本到着日まで保険期間に含めるよう気をつけてください。

ドイツのワーホリによく使われているケアコンセプトはオーストリア専用保険もあるんですが、実は保険開始がオーストリア入国からになっているそうです。直行便の場合は発着が同日になりますが、乗継の場合1日ズレて適用されない可能性がありますので注意してください。

オーストリアのワーホリにおすすめの保険

アセット(グローブパートナー)

公式HPより

グローブパートナー

オーストリアのワーホリではいちばん利用者が多いのではないでしょうか。フランスにある日本人向け保険代理店です。日本語サポートがありながら割安な保険料なのが特徴です。

①保険料が安い

カバーエリアをヨーロッパにすれば、一年契約で540ユーロ(約76,000円)です(2019年)。

②保険開始日をオンラインで指定可能

国内の海外旅行保険は航空券等の予約をもとに保険の開始日を決定することがあります。

グローブパートナーは航空券の日付によらず指定することができます。開始前なら一度だけ開始日の変更もできます。

僕の場合はワーホリ前にヨーロッパ周遊旅行をするために、保険開始日(オーストリア入国日)と航空券の日付(オーストリア入国の2ヶ月前)を分ける必要がありました。

③保険証書元本を郵送してくれる

ビザ申請のための証書を無料で郵送してもらえます。普通郵便でフランスから送られるためかなり時間がかかります。ビザ申請までは余裕を持って契約しましょう。

④海外に滞在中も契約可能

オーストリアワーホリの場合は事前契約が必須なので関係ありません。

ただし延長してドイツのワーホリをする場合などは便利です。それまで同等の内容の保険に加入していたことが条件になります。クレジットカードの保険も同等の内容の保険として認められるそうです。

⑤補償内容とサポートは必要最低限

日本の手厚い補償と比較すると最低限の補償になります。

また治療費用を病院に直接支払う立替サービスはありません。一度自分で立て替えることになります。また保険の請求も英語で行う必要があります。

携行品損害や日本語サポートに関しては最初の3ヶ月はクレカの保険で受けることもできますので、もし事件や事故があった場合はクレジットカードの保険会社にも連絡してみましょう。

SafetyWing

アメリカのシリコンバレーに本社を置く保険会社のスタートアップです。

「グローバル企業にとって優秀なリモートワーカーを雇うためには、福利厚生としての健康保険が欠かせない」と考え、グローバルな社会的セーフティネットを構築しようとしています。

その一つとして個人事業主であるノマドワーカーにも安価な海外旅行保険を提供しています。

とてもおトクな保険なので紹介していますが、まだ実績がありません。ビザ取得のための保険証書がもらえるかどうかなどは問い合わせ中です。

もしこちらの旅行保険でビザを取得された方がいらっしゃいましたらぜひコメントで教えていただけるとありがたいです。

保険料が安い

保険料は39歳以下で4週間で42ドル(アメリカを含まない場合)。1年間で546ドル(約76,000円)です(2022年)。

世界中をカバー

紛争中の地域などを除きほぼ世界中をカバーしています。

アメリカをカバーすると保険料が上がりますのでお気をつけください。

グローブパートナーは世界中をカバーすると708€(約100,000円)になるので、ヨーロッパだけでなくアジアやアフリカ等も訪れたい場合は追加で保険を契約する必要がなく便利です。

免責金額がある

医療補償に250ドル(約35,000円)の免責が設定されています。

契約期間中通算で250ドルまでの医療費は自己負担となります。

一時帰国時にも補償あり

90日間海外で滞在した後は30日まで一時帰国中の医療費が補償されます。

海外転出届を提出して国民健康保険を喪失している場合はとてもありがたい補償ですね。

開始日・終了日が柔軟

航空券の日付によらずいつでも開始できます。海外出国後に契約することも可能です。

28日ごとのサブスクになっており、旅行の日程に変更があっても柔軟に対応可能です。

【参考】国内のワーホリ保険

国内保険会社は日本語で対応してもらえる安心感がありますね。ただ保険料は倍近くになることが多いです。

保険によっては下記のような制限がある場合もあります。

  • 契約を全て日本出発前に行う必要がある。
  • 延長・再加入ができない。
  • 万が一ビザが拒否されてもキャンセルできない。

クレジットカードの旅行保険と組み合わせる裏技

円安の影響で、クレジットカードを複数枚組み合わせても30,000ユーロの補償がかなり難しくなりました。

ワーホリビザの申請条件に適合するようにクレジットカードの保険を準備することで、最初の3ヶ月分の保険料を浮かせる作戦です。

僕はクレカの準備が間に合わずできませんでしたが、参考のために載せておきます。

こちらのブログを参考にしています。

このブログ記事内の各カードの補償内容は過去のものであり、現在は改正されています。補償金額は必ずご自身でお確かめになってください。

具体的には、傷害・疾病治療費用が400万円程度補償され、救援者費用の補償が含まれれば2枚のクレジットカードで3ヶ月分の保険として、ビザの申請に使うことができます。あと9ヶ月分はグローブパートナーを契約することになります。

利用するクレカのうち1枚は海外旅行保険が自動付帯であることが必須です。

利用付帯のクレジットカードは数多くあるので割愛するとして、自動付帯でおすすめのクレジットカードを紹介しておきます。

自動付帯と利用付帯

自動付帯はそのクレジットカードを持っているだけで保険が適用されます。保険期間は普通日本を出発する日から90日間。

利用付帯は公共交通機関の決済をそのカードで行うことにより保険が適用されます。海外出発前の決済しか有効にならないカード(楽天カードなど)と、海外出発後でも交通機関の決済に利用すれば適用されるカード(JCBカードなど)があります。

一般的な海外旅行保険は日本出発から帰国までを全てカバーした期間でしか契約できません。そのため、このクレジットカードを組み合わせる裏技は海外滞在中でも契約できる旅行保険でしか使えません。

クレジットカードの保険を使う注意点

クレジットカードは会社を退職する前に作っておかないと無料カードとはいえ審査がおりないことがありますのでご注意ください(経験者)。

ここからシェア
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (8件)

  • なおき様
    たびたびコメント失礼します。以前ビザの有効期限について質問させていただいた者です。今回は保険に関して疑問があり、なおき様のご意見を伺いたいです。大使館から個別で送られたメールでは、海外保険の規定について、「※保険証明にはカバーエリア(Schengen countries, Europe, world wide等)、コロナ関連費用がカバーされることが記載されていることが前提となります。」という文言がありました。前半はいいとして、コロナ関連費云々についてはなおき様が申請した際も求められた条件ですか(それとも最近になって加わったのでしょうか、いずれにしても今更なぜなのでしょうか)?また、証書に記載される文言について保険会社に個々に問い合わせるととても時間がかかるため、とあえず伺いたいのですが、こちらで紹介されているグローブパートナーの保険証書ではコロナ関連の言及はありましたか?

    • べる様 コメントありがとうございます。大変申し訳ないのですが、私がビザを取得したのはコロナ前でしたので、コロナ関連の条件はわからないです。いまだにコロナ費用の保険が求められるというのは謎ですね… 簡単に調べたところ、2023年の個人ブログの記事ではあるものの、グローブパートナーは保険証書に「Medical Expence (Including COVID-19)」という記載があるという情報はありました。また確証はないですが、保険会社によっては「ビザの要件なので、保険証書にCovid-19がカバーされることを明記してください」とお願いすれば、対応してくれるかもしれません。明確な回答をできず申し訳ないです。

  • なおき様
    ご返信ありがとうございます。私の代わりに色々と調べさせてしまって申し訳ないです。安心しました、ありがとうございます。じつは保険会社からも何件かは返信があったので、機会あれば私からまとめてコメント欄で共有したいと思います(これからの方のために)。…それにしてもオーストリアのワーホリビザ、ちゃんとルール明確にして最初からわかるようにホームページで周知しておいてほしいですよね(涙)

    • いえいえ、保険会社からも返信があったようで安心しました。私もビザ申請時は本当にドタバタしていて、ギリギリで出発に間に合ったのですが、あんなに大変だったのに終わってみれば全て良い思い出になりました(笑) 申請時はわからないことも多くて心労も大きいかとは思いますが、ぜひ頑張ってください!

    • はじめまして。コメントありがとうございます。
      保険の専門家ではないので100%確実ではないことを念頭に置いておいてほしいのですが、救援者費用(rescuer’s expences)は「傷害・疾病時の帰国費用、遺体輸送費用」または「保護者が救援に来る費用」を指しています。これはSafetyWingでは「Return for medical reasons (repatriation)」、「Arrangement for your body (burial or repatriation of remains)」と「Visit from a family member in relation to serious illness or injury」でカバーされています。
      ちょこさんのおっしゃるSafetyWingでカバーされていない点は、捜索救助費用「Search and rescue services」ですね。登山や航空機・船舶での遭難時、行方不明時の捜索救助の費用です。
      以上のことからSafetyWingでも必須要件はカバーされていると考えて、おすすめに載せております。…が、SafetyWingは最近値上げしてしまったこともあり、「いつでも解約できる」以外にメリットがあるか、少し調べてこのまま掲載を続けるか検討させていただきます。疑問点をコメントいただきありがとうございました。

      • ご回答ありがとうございます!一般的に「救援者費用」に「捜索救助費用」は含まれていますが、オーストリアワーホリビザの必須条件としての「救援者費用」には含まれていないのではということですね。

        「Return for medical reasons (repatriation)」あたりは完全に見落としていたんですが(教えていただいてありがとうございます)、医療の整った第3国への専用機輸送みたいなのはカバーしないって言ってるんですね。

        • おっしゃる通りです。以下にオーストリア大使館にビザ申請について問い合わせた時に返信があった際の保険に関する項目をそのまま引用いたします。(2019年時点ですのでご了承ください)
          “・保険について:
           1)疾病治療費用(sickness medical expenses)と傷害治療費用(injury medical expenses)が各30,000ユーロ以上カバーされていること
           2)救援者費用(rescuer´s expenses)がカバーされていること
           が必要条件となります。
           ※日本の保険会社の海外旅行保険では、救援者費用で「帰国費用(=特別な状況での移送費用や遺体輸送費用等)」がカバーされています。
           ※日本以外の国の保険の場合、2)につきましては「return transport insurance」「insurance for transportation, repatriation for medical reasons, repatriation in case of death and medications」等が相当します。”

          >医療の整った第3国への専用機輸送
          SafetyWingには「Emergency transportation to a better equipped hospital (medical evacuation)」のカバーは含まれています。
          第3国に専用機輸送してもらえるかはわかりませんが、念のためご紹介しておきます。

コメントする

目次