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【ハンドドリップ】廣田真麻さんのレシピ 【JHDC2019二位】
目次
廣田さんのドリップコーヒーレシピ
0. レシピ概要
- 粒度:#4.5 中粗挽き
- 微粉除去:あり
- ドリッパー:ハリオ V60
- フィルター:アバカフィルター
- レシピ:A 18g B 35g(抽出量はコメントなし)
- フィルターのリンス:あり
- 予熱:Aのみ
お湯の投入手順
- 蒸らし:90度・湯量は豆の量の1.5倍
- 二投目:84度 ケトルでの攪拌A:4回、B:3回
- 三投目:ケトルでの攪拌A:4回、B:3回
- 四投目:ケトルでの攪拌はABどちらも1回、1分5秒で注ぎ終わり
- 提供:サーバー内をスプーンで攪拌後提供
1. 挽き方・粒度
グラインダー
カリタ ナイスカットG
使用理由:適度な粒度分布がコーヒーの持つ明るい甘みと酸味、心地よい濃度感を引き出す
粒度(メッシュ)
#4.5の中粗挽き
微粉の除去
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パウダーコントロールストッカーを使用して微粉を除去
メッシュはコメントなし
豆の使用量と抽出液の量(レシピ)
抽出液の量はコメントなし。
- A: 18g
- B: 35g
2. 抽出器具
ドリッパー
ハリオのV60
理由:大きな一つ穴によって抽湯の速度・仕方で味わいをコントロールすることができるから
ペーパーフィルター
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山陽産業のアバカフィルター
理由:外側と内側にクレープ加工を施しシワを多くすることでお湯を注いだ時のペーパーの表面積が広がり粉の膨らみをサポートしてくれるから。
また検証した時に明るい酸味の再現度が高かった。
3. リンスと予熱
ペーパー臭を取り除くため、上からお湯をかける。
温度を均等にするため、Aのサーバー(小さい方)のみ予熱
4. 抽出手順
お湯の温度について
1投目:90度
2投目以降:84度
90度での抽出液:フレーバーが豊か。ただし二投目以降も90度にすると塩味やドライな苦味を感じがち
84度での抽出液:滑らかな質感を伴う
一投目
90度の湯温で蒸らしをする。
湯量は豆の重量の1.5倍。
この時の抽出液は酸味と甘味が凝縮されたシロップのようになる。
二投目・三投目
温度を84度に。
ケトルをゆっくりと回して粉を攪拌することで、酸味と甘味を出しつつ滑らかな質感を整える
A:二投目と四投目は4回ずつ攪拌する(軽くなりやすいため)
B:二投目と三投目は3回ずつ攪拌する
四投目
濃度の調整を行いながら、抽出後半で出る苦味や渋みを抑えるために攪拌はABどちらも1回のみ。
A、Bともに注ぎ終わりは1分5秒。
5. 提供
カップの均一性をとるためにしっかりと攪拌する。
提供時の風味の表現
温かい時はブライトでフローラル、アプリコットのような風味
冷めるとオレンジやプラム、カカオの風味に変化
クリーンカップで滑らかな質感は冷めても続き、フレーバーをサポートする。
6. 使用豆
- 生産地:グアテマラ ウエウエテナンゴ
- 生産者:アルトゥーロ・アギーレさん(エルインヘルト農園の生産者)
- 品種:ブルボンとカトゥアイ
- 精製方法:フルウォッシュト
- 標高:1500m~2000m
- カッピングのコメント:ブライトでフローラル、フルーツチョコレートのような甘さ、ウェルバランスで滑らかな質感に感動
*JHDCでは参加者全員が同じ豆を使用しています。