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【WAC2011】エアロプレスチャンピオンのレシピ
ワールドエアロプレスチャンピオンシップ2011で見事優勝したジェフ ヴァレレンさん(ベルギー)のレシピです。このジェフさんは2010年3位、2011年優勝、2013年優勝、2014年3位と、何度も入賞している凄腕のバリスタです。
今回優勝したレシピの特徴は3つ。
- アップライトと粗挽きという珍しい組み合わせ
- 混ぜない
- 全部を抽出しきらない
かなり詳細なレシピなのですが、ちょっと複雑な英語で説明されているので意訳を含んでいます。しっかりと再現したい方は引用元を参照してください。
コーヒー | 17g |
挽き方 | 粗挽き |
湯温と湯量 | 80℃ 270g |
使用方法 | アップライト |
フィルター | ペーパーフィルター |
抽出時間 | ー |
- ペーパーフィルターをお湯に濡らし、フィルターキャップをチャンバーにしっかりと取り付ける。
- ドリップよりも若干粗めに挽く。
- 270gの軟水を80℃に温める。
- フィルターの上にお湯を少量かけてからコーヒーを入れる。
- 40gのお湯を少しずつ入れる。
- 約30秒後、残りのお湯を慎重にかける(コーヒー全体を濡らし、粉がお湯と分かれないように。細口のケトルでやると良い)
- 1/4のお湯が落ちるか、1分待つ。
- 残りのお湯の半分を優しくプレスして落とす。
- 50g程度を残して抽出完了。
- カップに移して完成!
目次
淹れてみた感想
今回使用した豆はコロンビアの中煎り。自分で手網焙煎をした豆です。写真とは違いますが、ピーベリーだけを集めて焙煎したものです。
レシピが複雑…
レシピがいろいろと注釈入りの解説になっていて、少し複雑です。特にフィルターを濡らす段取りを詳細に解説されていますね。
再現する場合にはあまり気にせず、リンス→豆→40g→30秒→230g→1分→プレスで良さそうです。
プレスの時間は平均的な30秒としました。
50gを残すためには液面が①の下辺くらいで止めるといい塩梅です。
クリアな味わいのお茶ライクコーヒー
出来上がりは200cc前後。
透明感のあるクリアなコーヒーになりました。少しお茶のような印象も受けます。人によっては薄いと感じてしまうかも。ちょっとコクが足りないような感覚は否めません。
今回の豆ではあまり香りは出ませんでした。香りの強い豆で出せばきっと爽やかに香ってくれそうです。
ごくごくと飲めてしまう軽い味わい。朝淹れるのにぴったりなレシピですね。